
COVID-19(新型コロナウイルス)の影響により、PCR検査、抗原定性検査、抗原定量検査のニーズが急増する中、検査ラボの現場では対応に追われ、手作業・Excel管理によるオペレーションが限界に達していました。
このような状況下、日本の医療関連企業様より、業務効率化のための検査管理システムのIT化に関するご相談をいただき、GeNEE-Vがオフショア開発パートナーとして、企画・構想段階からプロジェクトに参画しました。
お客様の状況【開発前】
・一部手管理(ExcelやAccessなど)していた工程でエラーが多発しており、それを防止したい
・毎月、検査業務量が増えているので、IT化によって、業務効率化を実現したい
・既存の検査業務のフローをなるべく崩さずに今後も運用したい
お客様の状況に対するGeNEE-Vのアプローチ
・事前調査/コンサルティングサービスにより、現工程内のタスクを細分化し、把握
・細分化した各タスクのエラー発生率、根本原因を特定し、既存業務に影響がないIT化を提示
・As-IsとTo-Beモデルを描写し、業務都合上変更すべきではない点と変更すべき点を整理
リリース後の成果
・検査工程内で発生していたヒューマンエラーの極小化を図る
・IT化により、通常30秒以上かかっていた読み取り業務を0.1秒に大幅短縮
・指定された業務オペレーションは運用フローを変えずに、IT化/業務効率化を達成
独自ソフトウェアの導入により、
ヒューマンエラー排除による品質向上
従来は手作業による多重チェック体制を敷いていましたが、本システム導入により、機械による一括スキャン+DB蓄積に変更。人的ミスを排除し、業務精度とスピードを両立。
業務効率の大幅改善
エラー発生率を極小化しただけでなく、業務IT化を達成したことで稼働の大幅削減にも貢献しました。1件1件のレコードをマトリクスに入力する作業は非常に大変です。仮に1日5,000件の情報を1件当たり30秒かける場合、約41時間もその作業に時間を費やさなければなりません。その場合、10時間動ける検査スタッフが4名以上必要になります。しかしながら機械的にかつ連続的に読み込みする場合、1件当たりの処理時間が0.1秒になりました。検査スタッフ1人いれば十分になり、読み取り業務にかかる稼働を大幅に短縮しただけでなく、一日当たりに受付可能な検査量も大幅に増えすことができました。
現状の業務オペレーションを踏まえた、
GeNEE-Vの柔軟な改善対応
運用現場のフィードバックに基づき、画面やバッチ処理のカスタマイズ、仕様追加などをGeNEE-Vで柔軟に対応。現場ニーズとDXを融合。
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単なる開発パートナーではなく、お客様の事業成長を共に考えるテクノロジーパートナーとして、最適なソリューションをご提案いたします。
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